粟野東の改修

建物は築36年程度の木造。亡くなられたお祖父さまと取り組まれた大工さんのこだわりを随所に感じる素晴らしいお宅。当時の家としては素晴らしい状態です。屋根裏や床下から構造筋交いなどの調査を行うといかに目と手をかけて作られたかが伝わってきます。細かな造作の納まりなどにもこだわりがいっぱい。その場であれこれ悩みながら決めていった思考の跡を感じます。

まるでお会いしたことのないお祖父さまや大工さんと束の間お話したような、そんなあたたかい気持ちになりました。建築をやっていてこうして数十年や、場合によっては100年前の職人さんと会話できるようなケースはとても幸せです。
想いを受けて、お返しできるような、そんな仕事ができればと思います。

そんな関係者の気持ちのこもった建物。時代なりの土壁無断熱仕様です。こちらを断熱改修、耐震改修を施し、現代の様式に合わせ暮らしやすく改修したいと思います。



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