2012 秋
金華山に抱かれる岐阜。そのまちなかにちいさないえが完成しました。
一つの敷地内に母屋のある、いわゆる「離れ」です。小さな空間をいかに活かすのか、ということが試されました。
空間の分け方に注意して、広がりを意識させるための仕掛け。そして桜並木を望むために空けたスチールサッシ。
2階よりかは低いその視点から眺める並木はちょうどよい距離感を感じます。
撮影 尾崎 芳弘