岐阜高専非常勤

今年も岐阜高専の3年生の第一課題非常勤を終えました。
昨年と同じ課題として、昨年の先輩の図面を参考に、
より理解を深めてもらいました。

建築学科の教育における木造住宅は昔から、
カリキュラムの中でかなり軽視されていて、
日本に一番多い建築物なのにそれをきちんと学ぶ機会は少ないです。
3年生の第一課題に木造をやると、
そのあとはきちんと学ぶ機会もなさそうなので、
まったくの木造素人の学生には荷が重いですが、

壁量計算の知識を軽く頭に入れながらプラン。
木造の軸組みを理解の上、軸組み模型の製作、
手書きでの図面まとめ、着色してプレゼンテーション。
矩計図をCADで起こす。

というところまでやってもらってます。

出来のいい作品はそのまま建ててもおかしくないくらいのデザイン、
架構になりましたね。いくつかをあげておきます。

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社会的な条件の中におけるケンチクの役割とか、
意外性のある突飛なデザインのクウカンだとか、
そういうものに頭でっかちになる学生が多いですし、
そういったものが建築雑誌にはあふれていますので
そういうものを見て「かっこいい」とか思ってしまうのも学生で、
僕らみたいな地味な建築家にはあまり興味を持ってもらえませんが、
きちんと、技術としての建築設計を身につけなくては、
どんなかっこいいことやっても根のない張りぼてになってしまいます。

基本はもちろんありますので、まずは土台を固めてもらいたいものです。



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