2011 夏
岐阜市の南、茜部の田園の中に新しいいえができました。 中庭を中心に三人の家族を包むちいさくも広い、ほどほどの大きさのいえです。 母屋と寝室をつなぐラワン合板のトンネルはプライベート空間へ降りていくようで親密な印象を与えます。 深い軒先は夏の日射を拒み低く抑えた寝室棟の上から冬の日差しを招き入れ、そしてプライベートな中庭を 美しく切り取ります。
撮影 尾崎 芳弘