・台風を受けて、建物の耐風性についてぼんやりと
考えています。生煮えですが書きます。
一般的に耐震性をよくするためには、屋根を軽くすると
良い。という定説があります。
これは、建物の重量を軽くすることで地面が揺れた際、
建物に受ける地震力を小さくする。という効果がある。

そのため、古い瓦ぶきの建物なんかはしきりに
軽い屋根に変えたほうがよい。と勧められると思う。

ただ、耐風性に関しては建物重量が大きいほうが
実はよさそうな気がします。
軽い立方体と、重い立方体。風を当てると軽いほうが
簡単に飛んでいくと思います。重いほうが動かない。
先日の暴風で、奈良五重塔などの映像がありましたが
あれほど細長い建物ですから、はっきり言って倒れても
おかしくない。と思いますが倒れません。
これは重さもあるのかな?と思いました。
瓦は重い。重い故に風には強いはず。

頭でっかちの柔構造の伝統工法は、柱と長ほぞの
めり込み、頭でっかちの高重心による免振と、
全体重量による耐風性。うまく力を受け流すとても
賢い構造のような気がしてきました。