2020.5.28

遠隔授業

本日、本年度初の岐阜高専での授業でした。

授業といっても9月まで自宅待機が決まっている学生は誰一人おらず、一部の先生方しかいらっしゃらないさみしい校舎での遠隔授業でした。4月から事務所からの遠隔授業を行ってきましたが、この度緊急事態宣言の解除により学校に行くことが許されましたが、学生とは画面を通じてしか話しができず。特に非常勤という立場上全く会うことなく遠隔授業になったので、学生の顔もわからぬまま、オリジナルの木造住宅を設計させ、木造構造模型を作ってもらうという難易度の高い授業ですw

ipadなどで書きながらのアドバイスはそれなりに機能しつつも、ちょっと込み入った、難しいプランを考えている学生にはどうしても指さしながらやジェスチャ交えての対面がやはり便利。。

出来ること、できないこと。いいこと悪いことが良くわかってきました。個人的には遠隔授業やミーティングは、電話と対面の間に当たるコミュニケーションツールだと思います。選択肢が増えることで伝わることの濃度が違ってきます。

そのあたりのコミュニケーションのグラデーションがとても興味深いと思っています。