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2022.9.23

瑞穂の家

瑞穂の家。こちらはすでに着工しております。近頃の建材費の高騰は著しく、施主さんにも苦労をおかけしているところです。そんな中で設計し、見積をし工事契約に至るには多くのハードルがありました。
しかし、家づくりというものはいつだって簡単に行くものではありません。すでに業界で20年ほど多くの施主さんと一緒に家づくりをしておりますが、なかなか一筋縄にはいかないものです。まず我々は施主さんの思い描く理想の空間を読み解き、図面を書き本見積に至るのに何回も打ち合わせを重ねて蛇口やドアノブ、引き出しの奥行やスイッチの位置まで詳細に決めていきます。そのうえで本見積をするわけですが、その時の材料価格、個別の完全なオリジナルな建物の特殊性によって最初に概算したものからズレても行きます。
その後、金額調整をし、細かな仕様の変更を重ね、コストとデザイン、使い勝手のバランスを取りようやく工事に入ることができます。ここまで至るのにどんなに早くても半年。長くなると1年を超えることもあります。時間はかかりますが必ず理想のものになりますし、詳細に書いた50枚を超える図面とその説明によって、ほぼほぼお互いの意識の差はなくなっていきます。
そのようにして出来上がる建物は長く住まうにふさわしい、その家族にとってぴったりのものになります。
そうなると信じて何度も何度も図面を引く作業を手抜くわけにはいきません。だからこそ時間がかかります。
全く大変な仕事だと思いますが、出来上がって住まいはじめてお褒めの言葉をいただくことが大変な励みになりますし、きっとそうなると信じて相当に多くの作業をする。そんな仕事です。

なかなか個人の、小さな設計事務所にメールするのは勇気がいるかと思いますが、ぜひお気軽にお声がけくださいね。