長良の家(改装)
2012 春
昭和30年代に建てられた木造の建物。過去には甘納豆工場として使われていた空間を居住スペースとして再構築しました。過去の改装時に補強として筋交いなどが追加されており、構造的に必要な部材として残す必要がありました。
しかしこれも現在のような製材された新品の材料ではなく、柱や梁などの再利用。過去からの継承の意味も込めてこれら古い材料も意匠的に使用しました。
珪藻土の柔らかな色と質感。無節の杉板の美しい面がまた 空間に命を吹き込みます。
所在地 |
岐阜市 |
構造 |
木造 |
用途 |
専用住宅 |
担当 |
門脇 |