2023.3.22

織田町の家

こちらの住宅も設計が大詰めに差し掛かってきました。
グランドピアノも入り、なかなか豪華な住宅です。見積も進めておりますが、昨今の資材価格の高騰の煽りを受け、見積もなかなか豪華になりそうです。。
ここからどこまで金額を詰められるか、どこまで実現できるか。をよくよく相談して進めていきます。
出来るだけご希望を実現して着工できるといいなあ。

ところで、弊所の設計では大まかな計画(基本設計)を終えてから、詳細な設計(実施設計)を行うのですが、この実施設計という部分を詰めるのがかなり時間がかかる(3ヵ月程度)作業で、蛇口一つ、ドアハンドルまですべて図面に記載して設計図書を完成させます。大体A3で50枚以上になります。
かなり詳細に詰めるのでお施主さんへのご説明も長くなるんですが、これが見積の精度の高さに繋がり、実際に工事に入ってからのお互いの意識の齟齬を可能な限り少なくし、トラブル防止や、住宅を建てられた方によくある「こんなはずじゃなかった」がかなり少なくなります。

必然的に実施設計に時間が多くかかることになり、本見積も時間がかかります。普通のハウスメーカーなどではあっという間に間取りができて、見積まで出来るのは便利かもしれませんが、一生住む家になるはずですから、その数か月をケチっても仕様がないです。じっくり良いものにしていきましょう。