松ノ屋

長良、鵜飼屋にて大正時代から営業していらっしゃった「松乃屋」。
新たに柳ケ瀬にて「松ノ屋」として新しい歴史をスタートされました。

我らが長良から柳ケ瀬へ。ちょっと寂しくもありますが
引き継いでくれたツバメヤ岡田さんには感謝です。
新しいアイスクリームのレシピをいつものストイックさで作り出したまっちん。
紙ものなどのデザインを監修してくれたかおりちゃん。
松乃屋と一緒に来ていただいた鬼頭さん。
責任感が強く地道に店を回してくれる松口さん。
それぞれがそれぞれの場所で力を発揮するチームツバメヤ。

プロがプロとして働く現場です。うらやましいほどのチームワークだと思います。

この度は設計させていただくご縁をいただいたのも嬉しく思います。
設計のテーマとしては懐かしさと新しさ。
昭和を感じる扉のディテール。微妙に着色したクルミ、クリ材。

子供が気軽に寄れる親しみやすさを大切に考えました。
ぜひお近く寄られた際にはアイスクリーム。試してみてください。



本田

岐阜のアンティークショップの「本田」さんの事務スペースと
商品スペースとの間、今まで布で仕切られていましたところに
間仕切り建具を作らせていただきました。
引手にはヨーロッパで出土した何か。
「ベルトのバックルかもしれません」と本田さん。

出来てみると。なんだか本当に作ったのか、
あるいはずっとそこにあったのかよくわからなくなりました。
周りの建物の意匠を踏襲したのは確かですが
そこまで寄せたというわけでもありません。
でも、すっかりと馴染んでしまいました。

「出来たけど気づかれないかもねー」なんて話もしました。
行かれた際は注意深く見てください。
そこに間仕切りがありますので。

design ELEPHANTdesign 門脇
construction HOFF & co 林内



川島



高専 建築設計製図Ⅰ

今年も岐阜高専の建築設計製図Ⅰの講義終了しました。
三年生の課題です。初めての本格的な設計製図の授業。
小さめの木造住宅を設計していただきました。

さすがに40数人のプラン、図面、模型、CAD矩計図。
それを週2コマ、3か月でまとめさせるので、細かい部分までは指導しきれませんが、
みんなよくやってくれました。

木造住宅は、基本的に線材(柱や梁)を組み合わせて作る構造です。
マッチ棒か割りばしを組み立てていくのと大差ありません。
それを家の形にし、雨水が流れるように勾配をとり、耐震要素を意識させ、梁のたわみまで配慮する必要があります。
作りたい空間と、それを実現するための構造。
両方がうまくかみ合った時に良い建築が出来上がるわけです。

そんなことを少しでも理解してもらえると嬉しいですね。

あとは考えたものを美しく表現するテクニック。
着色や陰影をそれぞれに工夫してもらいました。

ちょっと大変だったとは思いますが、良い作品作りをしてもらえたと思います。



谷汲の家

大体できました。
まだ薪ストーブが届いてませんが、もう住んでもらってます。
既存の建物とのつながり。面積を可能な限り抑えて
既存との役割分担を考えました。



本田

岐阜のアンティークショップ「本田」さんの間仕切り建具を取り付けています。
大工工事と建具工事というのが通常の組み合わせですが、間仕切り部分と建具部分の融和が必要なケースでしたので、今回は家具屋さんのHOFF&coの林内さんにすべてお願いしました。本当に丁寧に作業していただいています。美しい間仕切りになるはずです。



伊勢木綿

今、津市で古い店舗の改修工事を進めています。「伊勢木綿」で有名な会社の建物です。

建物もかなり古くて趣があります。うちの事務所とほぼ同年代の建物で、およそ100年建っているようです。はっきりしたことはわかりません。ただ、この会社がすごいのは、その建物が建った当時に入れたという自動の織機をいまだに使用していることです。

これがその機械なのですが、現代ではこの会社しか使っていないんだっけな?ちょっと未確認ですが、かなり古いものです。

豊田自動織機という今のトヨタ自動車のはしりとなる会社がありますが、その創業者豊田佐吉さんの初期のモデルで、いまは豊田自動織機にもその機械がないそうで、会社の沿革を紹介するのにこの会社までわざわざ機械を見学に案内するくらいです。それくらい珍しい。

改修工事は少しづつ、進めている状況で、写真は柱を足元から切断して、その下にコンクリートの基礎を新設する仕事です。建物が倒れないように、仮の斜め柱で補強しながら直下の作業場所を確保して、コンクリートで建物を支えるために新設していきます。

なかなか完成像が見えてきにくいですが、少しづつ、進めていきたいと思います。



岐阜高専 非常勤

今年も岐阜高専、3年の設計製図の最初の課題を受け持つことになりました。

毎年内容をグレードアップさせてきた結果、
配布資料が増えてしまい、全部読んでくれてるか不安ですが。。
とにかく楽しく実務的な完成を目指してもらいます。

今のところの配布資料
1.課題(90㎡以内の木造住宅)
2.プランニングのコツ
3.構造模型や手書き図面の表現などの参考資料
4.サンプルプランの平面図、土台伏図、柱配置図、梁伏図、小屋束図、母屋・垂木図面
   上記各伏図はトレペで配布。重ねて立体的に理解できるように。
5.構造模型の作り方と架構の基本的な考え方。
6.サンプルプランの構造3Dモデル(スケッチアップデータ)
7.(ちゃんとした)壁量計算方法及び、4分割法の計算方法。と、超簡単版の壁量計算方法
8.外壁、屋根仕上げに使われる主な素材
9.立面デザインの勘所←今日コレ

とまあ、結構いっぱい配りました。
もう少し配るんで、全体通して木造住宅の設計について、概要として理解していただければと思います。

昨年の先輩の作品を添付します。今年も頑張れ!

なんというか、これ高専の3年生なので、17,8歳なんですよね。
高校三年生。
この年でこれだけの木造設計ができるというのは、ちょっとないんじゃないでしょうか?
しかもたったの3か月で!
こういった課題についてこれる学生の基本スキルの高さには驚きです。
と、プレッシャーをかけておきますね^^



大垣

大垣にて設計しておりました、喫茶店の上棟をしました。
こう見ると三角です。矩勾配(かねこうばい)の方形(ほうぎょう)に見えますが
ちょっと平部があるので寄棟(よせむね)です。
こう書いてみると、建築用語って読み方含めて難しいもんですねー

改めてお店についてはご紹介しますね。
今日はここまで。



音楽の定期便

岐阜のCDshop「songs」から春の「音楽の定期便」が送られてきました。
日々音楽について興味を持って探したり、
きちんと細部まで聴く。ということをしない僕。
でも美しい音楽には触れたいし、知りたい。
というものぐさな僕にとって、songsの鬼頭さんは大切な存在です。

以前一緒に食事をした際に、
季節ごとに「音楽の定期便」というのをやったらどうか?と提案してみました。
積極的に音楽について情報を取りにいかない僕のような人間には
少々押しつけでも、これがいいよ!と勧めていただくと
きちんと聴く機会になってうれしいですし、選んでいただいた音楽について、
「選んだ理由」みたいなものがあると、
それを糸口にして、音楽について考えるきっかけにもなります。

忘れたころに送られてきて、毎回「なぜこれを選んだか」を
手紙としていただけます。
音楽ももちろん素晴らしいですが、そこに人の想いやいきさつが紐づくと
奥行きが生まれ、ただのCD以上の気づきが生まれます。
こんな贅沢はことはないと思います。

そんなことで、円居に合う選曲ということで特別に送っていただいてます。
今回も季節によく合う、気持ちが暖かくなるような選曲。
ワインとチーズと共に楽しみたいと思います。

門脇和正